SELECTED BY MAYU YAUCHI, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO
ネイの、とろけるようなシルクのランジェリー

見た目はシンプルでさっぱり。でも、天然繊維のシルクの贅沢な2枚仕立てで、つけ心地はとろりとなめらか。肩ひもも足ぐりもシルクで包まれ、着けていることを忘れてしまうくらいにふんわり軽やか。360度の伸縮性を施したシルクにはホールド感もあり、脇高設計でサイドもスッキリ。洗濯機の手洗いモードで日々のお手入れはOKと、まさに「欲しかったのはこんな下着!」。ちなみに「ネイ」は通常焼却処分されてしまう残滓シルク生地を買い取り、製作に取り組むアップサイクルブランド。自分の肌にも環境にも優しい心くばりを。(左)「オートミール」ブラ¥14,080、パンティ¥8,800 (右)「墨クロ」ブラ¥14,080、パンティ¥8,800/ネイ
ネイ ランジェリー
TEL. 080-6044-8516
チヨノ・アンの、心身を解き放つランジェリー

一人ひとりの違う体のかたち、それぞれのライフスタイル。大量生産ではなく、ひとりひとりのために作られたランジェリーを肌にまとうことで心身を解放し、その人本来の美しさを表現してほしいーー。そんな思いで、イエガー千代乃・アンさんが立ち上げたブランド。その人のためだけの世界でひとつのランジェリーのオーダーも可能で、丁寧に相談を重ね、手作業で仕立ててくれる。
写真はノンワイヤーのパッド入りのブラが縫い込まれた、オリジナルレースのTシャツ。しなやか、かつ安定感のある着心地で上半身を包み込む。上からジャケットやニットをはおれば、繊細で上品なレースがちらりとのぞき、エレガンス漂う大人の着こなしに。Tシャツブラ¥56,100/チヨノ・アン
チヨノ・アン
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カスカアーダの、楽なのにきれいに見えるランジェリー

大人の身体をすっきりと美しく際立てるのに、着け心地は「裸より楽」。スタイリスト安野ともこさんが追究してきた“魔法の下着”が、満を持して「カスカーダ」としてお目見え。インドのオーガニックコットンを用いて肌への安心感もアップ。モールドカップのパイオニアとタッグを組み、胸元のラインは美しく、でもフィット感は心地よく。裾回りがめくれ上がらない工夫など、細部にまで心くばりの行き届いた設計。さらに「黒は何度も洗濯するうちに少し色が褪せてさびしい印象になるけれど、チャコールグレーなら洗練された印象を長く楽しめる」という目利きならではの、ほかにはないカラー展開。カップが4サイズあるのもうれしい。「グレージュ」ブラ¥13,200、「チャコール」ブラ¥13,200、パンティ¥6,600/カスカアーダ
S&T
TEL. 03-4530-3241
ユンヌフィグの、花びらのようなランジェリー

ホットピンクに染めたシルクサテン100%のブラとパンティは、儚く軽やかな花びらのよう。繊細な極細のストラップは肩から落ちないよう改良が重ねられ、まさに花弁のようなパンティは長く愛用できるよう縫い合わせに工夫が凝らされている。ゴムの使用も最小限にし、実に優しい肌当たり。ブランドを手がける山本千夏さんの真摯な思いが隅々に息づいている。過剰な装飾はないのに、優雅でセンシュアル。いま、大人が素肌にまといたいものがここに。ブラ¥26,400、パンティ¥19,800/ともにユンヌフィグ
ユンヌフィグ
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ヘイズの、霧のような軽やかさをまとう幸せ

‟霧のように軽く包こみ、霧のように軽く包み込むアンダーウェア”を掲げてローンチしたばかりのブランド、ヘイズ。カシミヤとシルクで仕立てられたアンダーウェアは、まとう人をふわりと包み込み、穏やかな時間も華やかな時間もその人らしくいられるよう、素肌に寄りそう。誰かのためでなく、自分自身のために美しいランジェリーをまとう喜びこそ、大人の贅沢。カシミアカーディガン¥44,000、シルクキャミソール¥28,600/ともにヘイズ
ガブリエル・ペコ
TEL. 03-3498-7315
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ハーセンスズの、シンプルで機能的なランジェリー

女性の身体を美しく寄りそう、ラグジュアリーなランジェリーショップのパイオニアであり老舗でもあるガブリエル・ペコ。長年、数多くの海外ブランドを扱ってきた目利きが今、おすすめするブランドのひとつがこの「ハーセンスズ」。無駄のない機能的なデザインで、ベーシックな色味も絶妙なニュアンス。アクティブに日々を過ごす大人のリアルライフに快適に寄りそってくれる。(左)「ヌード」ブラ¥16,800、パンティ¥6,800 (右)「オリーブ」ブラ¥16,800、パンティ¥6,500/すべてハーセンスズ
ガブリエル・ペコ
TEL. 03-3498-7315
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