BY TOMOKO MANO, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO
春に次いでバラが美しいシーズンがもうすぐ。シンプルに一輪差しやブーケで楽しむのもいいけれど、最近は見た目にも新鮮でユニークな贈り花が登場してきた。ギフトの定番である花も、相手やシチュエーションによってさまざまなスタイルが選べると、贈る楽しみも広がる。

「わばら標本箱」¥5,000
バラたちを系統、色調など、品種や特性でまとめて標本のようにしたギフトボックス。お互いを引き立てあう
調和の美しさと、それぞれの個性やディテールの妙が楽しめる

「わばら農園」¥12,000
葉や茎も自然のままの状態で、わばらたちの育つ農園をありのまま再現したようなギフトボックス。季節によっては、わばらと共生する草花を一緒に入れられていることもあるそう。摘みたてのような瑞々しい香りを楽しむことができる
問い合わせ先
Rose Farm KEIJI
TEL. 077(585)1133
公式サイト
数々のハイメゾンを顧客にもち、パリにも店を構えるフラワーショップ「アイロニー」がバラの新しい贈り方として提案しているのが、フレグランスボックス。パヒュームのボトルが入っていそうな小さなボックスには「FRAGRANCE」の文字。開けてみると、清々しい香りとともに、一輪の「バラ・イブピアジェ」が現れる。このバラはジュエリーブランド「ピアジェ社」の会長に捧げられた品種で、数あるバラの中でも特に香りが高いものとして知られている。

「フレグランスボックス」¥2,160(9月下旬からオーダー受付開始)
芍薬のように大きく花びらが開くので、たった一輪でも存在感は抜群。花瓶がなくてもそのまま飾れるから、職場などへの香りの差し入れにも。女性はもちろん、バラをスマートに贈りたい男性にもおすすめだ。
問い合わせ先
Jardin du I’llony TOKYO
TEL. 03(6427)4387
公式サイト