TEXT&PHOTOGRAPHS BY NORIHIKO MORITA
住みたい街、海老名のランドマークとなる免震タワーレジデンス

「リーフィアタワー海老名クロノスコート」の外観完成予想CG
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE
新宿から小田急線快速急行で53分の海老名駅。相鉄本線とJR相模線も乗り入れており、駅周辺は小田急とJRの駅をつなぐ駅間開発エリア「ビナガーデンズ」と、駅の東口に広がる大規模商業施設「ビナウォーク」へ向かう多くの人でにぎわっている。小田急不動産と小田急電鉄が手掛ける「リーフィアタワー海老名クロノスコート」は「ビナガーデンズ」に誕生する最新のタワーレジデンスだ。すでに建設されている「リーフィアタワー海老名アクロスコート」と「リーフィアコート海老名ブリスコート」に続く、海老名市最高層タワーとなる。
タワーレジデンスで最も注目されるのは、その耐震性だ。地上31階建て(全304戸)のタワーを地震から守るのは、揺れを建物に伝えにくくする免震構造。振動エネルギーを吸収する積層ゴムやオイルダンパーなどの免震装置が居住者の安全を守る。
さらに安心の備えとして非常用発電機を断続稼働させることにより、72時間の電源を確保できるという。断水対策としては、満水時で97tもの水を受水槽に貯水することで各住戸での水道利用(稼働率約30%)を可能にする。そのほか非常用電源用の太陽光発電システムやマンホールトイレを備え、全フロアには防災倉庫を配置するといった万全の防災対策を計画している。
VRなどの映像で物件の全貌を“見学”
マンションギャラリーに訪れると、モデルルーム見学の前に映像でマンション全体を把握するところからスタートする。モニター画面でVRを活用した物件案内のほか、二種類のシアターで鑑賞する海老名の開発ストーリーや物件全体の紹介映像により、プロジェクトの概要をイメージすることが可能だ。

VRであらゆる方向から物件の説明をしてくれる販売担当の沼田 快さん

曲面に映像を投影するイマーシブシアター。ほかに着座式で正面と床面に投影するデュアルシアターでも鑑賞できる
70.34㎡の3LDKタイプでは、
ゆとりある空間設計と工夫が満載の収納に注目!
住戸のプランは1LDKから4LDKまで居住者のライフスタイルに合わせた多彩なプランが用意されている。
そのなかからモデルルームとして再現されているのは、3LDK、70.34㎡の70Bタイプと2LDK、85.09㎡の85Aタイプ。70Bタイプのリビング・ダイニングは、想定していたよりも広い、というのが第一印象だ。
その印象を裏付けているのは、室内の梁を大幅に削減する独自工法。天井の凹凸が少なくなるため、すっきりとした空間を実現している。さらにウォールドアを採用した隣室とひと続きとなっていることもあり、バルコニーに面してワイドに広がる、ゆとりある設計であるところが魅力だ。

リビング・ダイニングは約12.5畳

バルコニーから眺めるリビング・ダイニングとキッチン

木調シートで仕上げられたバルコニーは奥行き約2000mm。ガーデニングなどに便利な水栓が備わっている
70Bタイプはリビング・ダイニングの広さとともに十分な収納スペースが確保されているのも魅力のひとつ。バルコニー側の個室と主寝室となる個室には約1畳のウォークインクローゼットを備え、キッチンのパントリーや洗面室のリネン庫も限られたスペースを有効活用している。

対面式でリビングとの一体感があるキッチンは約3.3畳

キッチンのパントリー。ガスコンロの背面にあり使いやすい

床から天井まで届く洗面室のリネン庫

主寝室は約6.2畳。ウォークインクローゼットは約1畳
もうひとつ、収納でユニークなのがリビング・ダイニング収納だ。最下段が掃除ロボットスペースとなっており、扉を閉めていてもロボットが行き来できる。現代のライフスタイルを考慮した、気の利いた収納スペースといえるだろう。

掃除ロボットを格納したリビング・ダイニング収納
そのほかの工夫としてはトイレにも注目したい。手洗いタンク式のトイレを採用しているのだが、手洗い部分をそのまま露出するのではなく手洗いカウンターを造作しているのがユニークだ。見た目のスマートさに加え、別途手洗い場を設置する必要がないため省スペースで動線もスムーズになるというメリットがある。

手洗いタンクを隠すことでスッキリとした空間となったトイレ

70Bタイプの間取り図
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE
85.09㎡の3LDKを2LDKに設計変更した、
開放感のある角住戸
もうひとつのモデルルームとなる85Aタイプはリビング・ダイニングとキッチンスペースのみを再現したハーフモデルルーム。3LDKを2LDKに設計変更し、広々としたリビング・ダイニングを提案している。特徴は角住戸だからこそ可能なコーナーサッシ。海老名の風景を独占するような贅沢空間が最大の魅力だ。

コーナーサッシの向こうには、丹沢の山々と海老名市や厚木市の街並みが広がる

リビング・ダイニングは約21畳。一角を書斎のようなスペースにして提案している。壁面の書棚などはオプション
キッチンには、対面式フルオープンのキッチンを採用。リビング・ダイニングとの一体感を演出し、さらに空間の広がりを感じさせるのが特徴だ。キッチンからもコーナーサッシ越しの風景が眺められるのがうれしい。

オプションの対面キッチンは約3.2畳。カウンターの高さは80・85・90cmから選択可能。背面の吊戸棚、カップボードなどもオプション

設計変更した85Aタイプ(モデルルームタイプ)の間取り図
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE
タワーレジデンスならではの共有施設も充実
「リーフィアタワー海老名クロノスコート」は、タワーレジデンスならではの共用施設も魅力だ。なかでも17階のスカイラウンジは、神奈川県有数の名峰である大山を望む開放感のある空間。友人を招いてのパーティや居住者同士のコミュニティを育む場所として人気を集めることだろう。

スカイラウンジ完成予想CG
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE
さらにタワーの1階には書店がセレクトした数々の書籍を自由に読める二層吹き抜けのグランラウンジを用意。そのほか自転車のメンテナンスやDIYなどに利用できるメンテクラフトルームや、テレワーク・学習に便利なワーキングブース、ペットをケアする専用スペースとなるグルーミングルームなど、自宅とは異なる各種のサードスペースを用意している。

グランラウンジ完成予想CG
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE

メンテクラフトルーム完成予想CG
COURTESY OF ODAKYU REAL ESTATE
なお、「リーフィアタワー海老名クロノスコート」は、ZEH-M Orientedと低炭素建築物に認定された環境にやさしい住まいでもある。機能的で環境性能も高く、充実の共用施設が魅力のタワーレジデンスは、2026年10月下旬に完成予定。来年の秋に誕生する、海老名の新しいランドマークを、モデルルームでぜひ体感してみてほしい。
リーフィアタワー海老名クロノスコート
所在地:神奈川県海老名市めぐみ町512番13(地番)
交通:小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線「海老名」駅徒歩4分
総戸数:304戸
竣工予定:2026年10月下旬
最多価格帯:7,600万円台(予定)
公式サイトはこちら
※各完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。
また、植栽は入居時を想定して描かれたものではありません。
※モデルルームは標準プランにオプションなどの有償プランを採用しています。
※家具や調度品、造作家具などは販売価格に含まれません。
※掲載の情報は、取材・撮影を行った2025年7月時点のものとなります。
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