2017年2月に開催されたミラノ・コレクションで話題だったトピックとは

BY MALINA JOSEPH GILCHRIST, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI

画像: COURESTY OF GUCCI BY KEVIN TACHMAN

COURESTY OF GUCCI BY KEVIN TACHMAN

5.徹頭徹尾すばらしかったグッチのショー
 新しい本社ビルにて、メンズとウィメンズの合同ショーを開催したグッチ。ミラノ・ファッションウィークの幕開けにふさわしいショーだった。紫のカーテンが取り払われると、プラスティックの屋根や壁がついた温室のようなランウェイが登場。その中心には、全面を鏡で覆われたピラミッド型オブジェが。このインスタレーション・アートのようなセットを舞台にして行われたのは、ランウェイショーというよりも、もはやパフォーマンスと呼ぶべきものだった。119ものルックが登場したコレクションは、ヴィンテージからの引用と再発見のマッシュアップ。ランウェイを歩くモデルたちの列を見ていると、他の時代のショーを見ているような気分になった。この数シーズン、グッチのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレは進化し続け、私たちを虜にし続けている。

画像: COURTESY OF PRADA

COURTESY OF PRADA

6.プラダのアーティな会場セットは今回も健在
 プラダのショー会場はいつだって特別。会場に踏み入った瞬間から、感動する準備をしているようなものだ。あるシーズンは、ステージに紫色の砂山がつくられていた。大きな金属製の檻が会場を覆っていたことも。アートのようなステージセットは、そのときのコレクションと、デザイナーであるミウッチャ・プラダのファッションに対する複雑なアプローチを反映したものだ。今回のショースペースは、まるで迷路のように入り組んだベッドルーム。ランウェイに向かって突き出すように置かれたベッドや、ステッカーやポスターが貼られた壁は、少女のベッドルームのよう。そんな若者のマインドを、かすかな皮肉をもって解釈する。それが今回のコレクションのテーマだったと言える。

 

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