約350年の歴史を誇るドン ペリニヨンと、21世紀で最も革命的なアーティスト、レディー・ガガ。対極にも見える両者が互いに共感したのは、自由な精神と、クリエイティビティに対する妥協なき姿勢。話題のコラボレーション誕生の舞台裏を、レディー・ガガ自身と、ドン ペリニヨンの醸造最高責任者であるヴァンサン・シャプロンが語った

BY YUKI SARUWATARI

 伝統あるシャンパーニュ メゾンのドン ペリニヨンと、21世紀を代表する先鋭的なアーティスト、レディー・ガガ。世界的なクリエイターの、夢のコラボレーションが実現した。一見、意外な組み合わせにも思えるが、ドン ペリニヨンの醸造最高責任者ヴァンサン・シャプロンによると、決してそうではない。

「レディー・ガガとドン ペリニヨンは、創造性の自由を信じています。それはまず、自分を知って、受け入れることから始まります。そこから自由が生まれ、型を打ち破ることができ、芸術作品へとつながっていくんです。私たちにとっての芸術は、もちろんワインを造ること。レディー・ガガも同じ姿勢で芸術に挑んできたし、常に新しく生まれ変わってもきました。私たちも、自分自身に忠実でありつつ、その年ごと、そのヴィンテージごとに、新たな夢を見ているのです」

画像: (写真左) VINCENT CHAPERON(ヴァンサン・シャプロン) ドン ペリニヨン醸造最高責任者。1976年生まれ。ボルドーのワイン醸造一家に育つ。1999年モエ・エ・シャンドン入社。2005年ドン ペリニヨンチームにおいて醸造家補佐に就任。28年間メゾンを率いた前任の醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワと出会い、彼のもとで13年間修業。2019年にそのバトンを引き継いだ (写真右) LADY GAGA(レディー・ガガ) アルバム総売り上げ7,000万枚を超える世界的アーティスト。2018年には映画『アリー/スター誕生』に主演しアカデミー賞歌曲賞、グラミー賞などを受賞。貧困問題や性的マイノリティ支援などに取り組む活動家としての顔も持つ。バイデン米大統領の就任式ではアメリカ国歌を独唱した

(写真左)
VINCENT CHAPERON(ヴァンサン・シャプロン)
ドン ペリニヨン醸造最高責任者。1976年生まれ。ボルドーのワイン醸造一家に育つ。1999年モエ・エ・シャンドン入社。2005年ドン ペリニヨンチームにおいて醸造家補佐に就任。28年間メゾンを率いた前任の醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワと出会い、彼のもとで13年間修業。2019年にそのバトンを引き継いだ

(写真右)
LADY GAGA(レディー・ガガ)
アルバム総売り上げ7,000万枚を超える世界的アーティスト。2018年には映画『アリー/スター誕生』に主演しアカデミー賞歌曲賞、グラミー賞などを受賞。貧困問題や性的マイノリティ支援などに取り組む活動家としての顔も持つ。バイデン米大統領の就任式ではアメリカ国歌を独唱した

 そのことは、レディー・ガガも、最初のミーティングですぐに感じたという。
「ドン ペリニヨンの人たちと会ったとき、私はまだこの仕事を受けるかどうか決めていなかった。会ってから決めるのが私のやり方だから。でも、私たちはすぐに家族のように打ち解けました。彼らは天候を観察し、ブドウをじっくり見て、収穫の時期を考えたりしながら、とても思慮深く、音楽を奏でるようにシャンパーニュを造る。それは私が歌を書くときと似ています。私はピアノの前に座って始めることもあるし、ダンスのビートから始めることもあれば、誰かが言ったひとことや、詩からインスピレーションを受けることもある。彼らとの会話は素敵だった。彼らはシャンパーニュについての知識を語り、私はアートと文化についての私自身の視点を語った。それはまさに、心と知識を刺激し合う体験でした」

 そんな会話の中で出てきたのが、「女王のためのシャンパーニュ」というコンセプトだ。レディー・ガガは続ける。
「ロゼのためのキャンペーンということで話し合っていたとき、私が『これを飲んでいると、女王様のような気分になる』と言うと、誰かが、ドン ペリニヨンはかつて王様のためのシャンパーニュと呼ばれていたと教えてくれた。私は『じゃあ次は女王様のためのシャンパーニュにしましょうよ』と提案したんです。こうした楽しい会話を重ねながら、私たちは、大規模で意義深く、ドン ペリニヨンの偉大な精神を表現する、これまでにないキャンペーンを考案していきました」

 インパクト絶大なキャンペーンビジュアルはすでに多くのメディアで公開されているが、この秋には、レディー・ガガがボトルデザインを手がけたドン ペリニヨン ヴィンテージ 2010と、ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006が限定発売される。また、レディー・ガガとニコラ・フォルミケッティ(レディー・ガガのクリエイティブ&ファッション ディレクター)によるアートピース(彫刻)も世界数量限定で販売され、その収益はすべてレディー・ガガのチャリティ団体「ボーン・ディス・ウェイ基金」に寄付される。この団体は、悩みを持つ若者たちを助けるため、レディー・ガガが母と一緒に立ち上げたものだ。

「この団体の使命は、若い人たちの手助けをし、やさしく勇敢な社会をつくっていくこと。このキャンペーンから得られる寄付は、その活動を後押ししてくれます。この彫刻は、私、ニコラ、ドン ペリニヨンのエネルギーを象徴していて、私たちのコラボレーションを勢いづけてくれました。愛と創造性と自由のエネルギー、そしてよりよい未来を願い、想像する心を」

画像: 「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006 レディー・ガガ 限定ギフトボックス」¥50,270(2021年10月1日発売) レディー・ガガがデザインを手がけた限定品は、「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2010」と「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006」。写真は、レディー・ガガがその革新性に感銘を受け、「女王のためのシャンパーニュ」と呼んだロゼ PHOTOGRAPHS: COURTESY OF DOM PERIGNON

「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006 レディー・ガガ 限定ギフトボックス」¥50,270(2021年10月1日発売)
レディー・ガガがデザインを手がけた限定品は、「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2010」と「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006」。写真は、レディー・ガガがその革新性に感銘を受け、「女王のためのシャンパーニュ」と呼んだロゼ
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF DOM PERIGNON

 この、分かち合う精神こそ、ドン ペリニヨンを味わううえでも大切だとレディー・ガガは信じている。初めてドン ペリニヨンを飲んだときの思い出が彼女の心に強く残っているのも、そこにいた人とみんなでシェアしたことが素敵に思えたからだ。

「ほかの人たちと分かち合うと、特別な気分になる。このロゼのボトルも、私は家族や友達と一緒に開けたい。丹精を込めて造られた、こんなに贅沢なものを分かち合って楽しめるなんて、自分たちはなんと恵まれているのだろうと感謝しつつ、私たちはお互いに対して寛大でなければとあらためて思い起こしたい。ドン ペリニヨンの精神は、寛大。だから、誰かとシェアしながら楽しむのがふさわしいと思います」

【訂正】T JAPAN vol.31掲載の本記事執筆者クレジットが Yukiko Saruwatariと表記されておりますが、正しくは Yuki Saruwatari です。お詫びして訂正いたします。

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