稀代の‟おしゃれ食いしん坊‟で鳴らす、ライター・桂まり。趣味は世界各地に出向き、料理教室に行くこと。気ままな旅がままならぬ昨今も万全の配慮をしつつ、おいしいものの追求には余念なし。そんな彼女の「食いしん坊部」活動のご報告、第三回は「韓国旅気分も美味も、今はこうして楽しんでいます!」

TEXT AND PHOTOGRAPHS BY MARI KATSURA

 気軽に渡韓できる日を心待ちにしながら、新大久保で韓国旅気分を満喫。また、韓国の出汁文化が大好物なので、Netflixのドキュメンタリーにも見入っては感心! 実は辛いものもニンニクも得意な方ではないけれど、味わい深い韓国料理の魅力には抗いがたく、興味は尽きない。

必見! 共感しかないNetflixドキュメンタリー、「スープの国~韓国汁物紀行~」

 韓国を旅すると、多様な出汁文化の奥深さに圧倒される。Netflixの食のドキュメンタリーはどの国のものも好きだが、韓国の出汁文化の歴史とこれからに着目したドキュメンタリー「スープの国~韓国汁物紀行~」も推し! 済州島の海鮮スープ、統営(私の好物はフグのスープ)、釜山のテジクッパ、大邱(私はすいとんのスープ推し)、全州のもやしクッパ、ソウルの餃子鍋など、食べ歩きしたことのある場所も登場し、見ていて心躍る。ドキュメンタリーの冒頭に登場する西帰浦の店も行きつけだ。それでも知らないことがまだまだたくさんあり、メモを取りながら見入ってしまった。

 以下は、通いつめていた済州島で堪能した、私のお気に入りのスープ。

画像: アワビやウニ入りのスープは、済州島西帰浦のサンボ食堂のもの

アワビやウニ入りのスープは、済州島西帰浦のサンボ食堂のもの

画像: 済州島で必ず寄るミル麺の店も、出汁の美味しさが心身にしみる

済州島で必ず寄るミル麺の店も、出汁の美味しさが心身にしみる

画像: 済州島の郷土料理、モングッ(ホンダワラのスープ)は豚骨出汁 3点とも2019年12月撮影

済州島の郷土料理、モングッ(ホンダワラのスープ)は豚骨出汁
3点とも2019年12月撮影

「スープの国~韓国汁物紀行~」
Netflixの公式サイトはこちら

桂まり
雑誌「SPUR」「eclat」などで、フード&トラベル、インタビュー記事を担当するライター。趣味は世界各国で料理教室に行くこと。温泉保養士。Instagramはこちら

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