一年ぶりの韓国・釜山で見つけたおいしいものとは? 稀代の‟おしゃれ食いしん坊“として鳴らす、ライター・桂まり。趣味は世界各地に出向き、料理教室へ行くこと。もちろん国内のあちこちの魅力を発見するのも日々の喜び。今回は一年ぶりに訪れた釜山で堪能した、リピート必至の3軒をご紹介

TEXT & PHOTOGRAPHS BY MARI KATSURA

KITTEN COFFEE(キトゥンコーヒー)のパピーケーキ

 一年ぶりの釜山到着の一食めは、気分の上がりまくる愛らしすぎるチョコレートケーキと、“凍え死んでももアイスアメリカーノ<얼죽아(オルチュガ)>”と、韓国では冬も人気のアイスアメリカーノで。旅の友がクッキーを買ってくれて、こちらもまたコーヒー風味で美味だった! テラス席と、離れのテーブル席がある。次はモンブランケーキにもトライしたい。韓国のケーキは大概甘すぎないのでペロリ。コーヒー豆はソウルの名高いFRITZのもの。

画像: パピーケーキ₩9,500、アイスアメリカーノ₩3,800

パピーケーキ₩9,500、アイスアメリカーノ₩3,800

画像: パピーケーキ。下の段にあるのがモンブラン

パピーケーキ。下の段にあるのがモンブラン

画像: 後ろ姿まで可愛い

後ろ姿まで可愛い

画像: お土産にした使用する卵やオーガニックバターにもこだわったクッキー₩4、000~もある

お土産にした使用する卵やオーガニックバターにもこだわったクッキー₩4、000~もある

KITTEN COFFEE(キトゥンコーヒー)
住所:釜山広域市釜山鎭区西田路47番ギル27108&109号
営業時間:月~金 10:00~18:30、土・日10:00~18:00
定休日:不定休(月に2~3回、インスタグラムで事前に告示)
TEL:070-4833-4727
公式インスタグラムはこちら

慶北食堂(キョンブクシクタン)のヨモギと牡蠣のチヂミ

 韓国旅行の最大の目的はいつも食べ歩きと市場巡り。今回もいくつもの市場を新規開拓。そのうちのひとつは西面(ソミョン)からほど近い釜田(プジョン)市場のへ。牡蠣がたっぷり乗ったヨモギチヂミと、店の方におすすめされた梨が多めでうれしいユッケを。ランチを食べそびれたので、市場内の行列の有名店「ミョンランキンパ」のキンパも買って、宿で釜山のマッコリ「金井山城(クムジョンサンソン)マッコリ」と晩酌も! ホットドックのような形のさつま揚げもおいしかった!

画像: ヨモギと牡蠣のチヂミ ₩20,000

ヨモギと牡蠣のチヂミ ₩20,000

画像: ユッケ(小) ₩20,000

ユッケ(小) ₩20,000

画像: 市場のおいしい店を探して歩くのも楽しい

市場のおいしい店を探して歩くのも楽しい

慶北食堂(キョンブクシクタン)
住所:釜山広域市釜山鎮区セサック路8番ギル62
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休(事前に電話確認必須)
TEL.:051-805-5085

トゥッペギのユッケジャン

 注文を終えると、ワゴンで運ばれてくる、ずらりと並ぶサービスのパンチャン(おかず)も素晴らしく、期待が高まった店。ご飯も店名のごとくトゥッペギ(焼き物の器)で炊き立てがやってくるので、次々に入店する常連客たちはヌルンジ(おこげにお湯を入れてスープに)にしていました。なんていい店! おいしいユッケジャンとの出合いが韓国料理の入り口だったという旅の友も、大興奮の奥深い味わい。カルビチムも柔らかく美味しかった!
 南浦(ナンポ)駅やチャガルチ駅の近くには名店がひしめいている。

画像: ユッケジャン₩13,000(手前右)、カルビチム定食 ₩17,000(左奥)

ユッケジャン₩13,000(手前右)、カルビチム定食 ₩17,000(左奥)

画像: 全メニュー食べてみたい

全メニュー食べてみたい

トゥッペギ
住所:釜山広域市中区光復路55番ギル14-2
営業時間:11:00~21:30
定休日:第1&3週目の木曜日、旧正月、旧盆
TEL:051-248-0966

桂まり
雑誌「SPUR」「eclat」などで、フード&トラベル、インタビュー記事を担当するライター。趣味は世界各国で料理教室に行くこと。温泉保養士。Instagramはこちら

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