(写真左から)「ティアノ&ナレーノ 2013」<750ml>¥40,000

ドゥポンが免疫学者でがんの権威でもある

親友のアリエル・サヴィナとともにアルゼンチンで造る赤ワイン。

「サロン」同様、ブドウの作柄が極めてよい年にしか造らない。

生産量はわずか3000本。日本では300本を販売。

マルベックとカベルネ・フランをブレンド、南米のペトリュス」と評される


サロン 2006」<750ml>¥80,000

「バターで焼いただけの鮑との相性は抜群」とドゥポン氏


「ドゥラモット ブリュット NV」<750ml>¥6,000

「タラバ蟹と毛ガニと合わせて楽しむと、

それぞれのカニの繊細な甘さを引き立ててくれます」



 ワイン愛好家にとって、“飲んだだけで話題になるシャンパーニュ”が「サロン」だ。きらめく酸としなやかなミネラル、熟成からくる繊細な果実味は、心に華やかな余韻を残す。

 サロンは、パリの毛皮商ユジェーヌ・エメ・サロンが趣味で造っていたものが当時の上流階級の間で話題となり、1914年に設立されたメゾン。“単一品種(シャルドネ)、単一村、単一ヴィンテージ”にこだわり、シャルドネの最高峰とされるコート・デ・ブラン地区メニル・シュル・オジェ村のブドウのみを使用している。ブドウの作柄が極めてよい年にしか造られず、この100年の間に誕生したのは、わずか37ヴィンテージ。“幻のシャンパーニュ”と呼ばれるゆえんでもある。



コート・デ・ブラン地区、メニル・シュル・オジェ村にあるサロンの自社ブドウ畑

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 一方、サロンが造られない年に、通常使用するブドウに、サロン用のシャルドネを加えて造られるのが、「ドゥラモット」だ。サロンほど値が張らないのに極めて美味なことから、愛好家には“サロンの妹”と親しまれているが、ドゥラモットは、いわゆるサロンのセカンドではない。1760年、ランスに設立された老舗メゾンとして、また異なる魅力を放つ“綺羅星の中の1本”なのだ。


 ドゥラモットは通に人気のシャンパーニュで、こちらも、シャルドネはコート・デ・ブラン地区のものを使用している。「ドゥラモット ブリュット NV」、「ドゥラモット ブラン・ド・ブラン」といったすべてのラインにおいてコート・デ・ブランらしい厚みのあるミネラルが感じられる。ブーケのような華やかな香りは、ドゥラモットならではの魅力だ。