ダイナミックな作風で独自の世界観を切り拓いた、切り絵アーティストの福井利佐さん。「自分がいいと感じられるものを信じ、普遍を目指す」という創作への真摯な思いを聞いた

BY JUNKO ASAKA, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO, HAIR & MAKEUP BY YOSHIYUKI TAKAHASHI, SACHIKO HAYASHI(SHISEIDO)

 福井さんがつねに創作で目指しているのは、「普遍的なもの」だ。「柳宗悦の日本民藝館が好きでよく行くんですが、いつ見ても新しく、作り手の信念が作品から静かに訴えてくる。私自身、流行に乗るのが苦手なところがあるんですが、いいと思う根本はつねに変わらないので、ちゃんと自分で感じて、いいと思うもの、私にとって普遍的なものを追求していきたいと思っています」

 細かなラインを切り抜く作業には、長い時間と手間がかかる。1点の制作に1カ月かかることもざらだ。しかし結婚、出産、ふたりの子供の育児を経験しながら20年間創作を続けてきて、切り絵を辞めたいと思ったことは一度もないという。「まだまだ、という思いが強くて。何かもっと面白いことができるんじゃないかと、アイデアはいっぱいあるんですが、体力と時間が追いつかなくて」

画像: 切り絵の制作に用いる道具はいたってシンプル。紙を切り抜く作業はもっぱら1本のカッターで行うという。今回、初めて使ってみたクレ・ド・ポー ボーテの美容液「セラムラフェルミサンS」は、「最近気になっていた自分の肌にしっかり向き合う、貴重な時間をくれました」

切り絵の制作に用いる道具はいたってシンプル。紙を切り抜く作業はもっぱら1本のカッターで行うという。今回、初めて使ってみたクレ・ド・ポー ボーテの美容液「セラムラフェルミサンS」は、「最近気になっていた自分の肌にしっかり向き合う、貴重な時間をくれました」

 1日のうち、制作に充てられる時間は、子どもたちが学校や保育園に行っている朝9時から18時までのあいだだけ。その時間制限のある中で集中して作業し、迷わず決断するクセがついたと笑う。「でも、ずっと根を詰めて下を向いて作業しているので、フェイスラインあたりの肌が気になってきて……。以前はやせるとすっきりして見えたのに、最近はげっそりして老けた感じになりやすい。目もとが疲れた印象になったり、すべてにおいて“なるほど40代”っていう感じですね(笑)」

 そんな福井さんに今回、クレ・ド・ポー ボーテの美容液「セラムラフェルミサンS」を試用してもらったところ、さっそく「夏の暑さで疲れを感じていた肌に手ごたえが!」といううれしいメールが。「あの日は前日が広告賞の審査会という場でしたので久しぶりにちゃんとメイクしたのですが(笑)、ファンデーションを塗っても、時間がたってもいい感じ。もともと乾燥肌で、睡眠不足が続くといっそうシワが気になっていたんですけど、使い始めてこんなに短期間で!? と驚きでした」

 また、セラムラフェルミサンSの使い心地もいたく気に入ったよう。「端的に、気持ちよかった!塗った後もまったく肌がベタベタしないですし、違和感なく肌にすっとなじむ感じ。おすすめされたVフォースシステムというマッサージと一緒に試していますが、今まで子育てや仕事に追われてこんなふうに丹念にマッサージをしたことがなかったので、あ、このあたりのフェイスラインが気になってたんだ、と触ってみてわかったりも。すごくリラックスできたのと同時に、自分の肌に改めて向き合えた、貴重な時間になりました」

画像: 「私の制作する題材はおもに、生きているもの。植物にしても動物にしても、外界に適応して生きようとする有機的な生命力、絶え間なくほとばしるエネルギーみたいなものに魅力を感じます」

「私の制作する題材はおもに、生きているもの。植物にしても動物にしても、外界に適応して生きようとする有機的な生命力、絶え間なくほとばしるエネルギーみたいなものに魅力を感じます」

 若いときはメイクや服装できれいに装えても、年を重ねるにしたがって、内面が顔やしぐさに表れてくる。ボディがしっかりしていれば、年齢に関係なく洋服もきれいに着こなせる。生き方や内面がにじみ出てしまう年代だからこそ、「まずは自分」だと福井さんは言う。

「近年は、子どもたちやその親を対象とした切り絵や紙のワークショップに招かれることも多いんですが、アーティストとして、子どもたちの夢を台無しにするような外見ではいけないな、と思うようになりました。若々しく明るいオーラがないと、アートの仕事は楽しいよ、という説得力もないですよね。それには私自身がもっているヒューマニティだとかエネルギーが大事だと思いますし、それがないと切り絵の制作にも取り組めない。だから、ちゃんと食べること、身体を保つこと、自分の肌に向き合うこと。これからは自分自身の“本体”を、しっかり大切にしなくちゃと思っています」

福井 利佐(RISA FUKUI)
1975年、静岡県生まれ。中学生のときにクラブ活動で切り絵を経験。多摩美術大学ではグラフィックデザインを専攻し、卒業後に切り絵アーティストとしての活動を開始する。1999年、JACA日本ビジュアルアート展特別賞を受賞。以後、国内外での個展、ワークショップのほか、桐野夏生の小説『ポリティコン』の装丁、中島美嘉CD『MUSIC』やリーボックのスニーカー『And A + Reebok』のアートワークなど映像やファッションなど、さまざまな分野で作品を展開している。作品集に『福井利佐切り絵作品集 KIRIGA』がある

クレ・ド・ポー ボーテ セラムラフェルミサンS
(医薬部外品)<40g>¥30,000、レフィル<40g>¥29,500
エイジングサインの出やすい目の下、口もと、フェイスラインの肌にいきいきとしたはりを与え、すっきりと引き締まった印象の肌に導く「はり」のスペシャリスト。

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