ゾーイ・サルダナが第97回アカデミー賞で助演女優賞を受賞したことでも話題の映画『エミリア・ペレス』が3月28日(金)より全国公開。サンローラン プロダクションが参加し、衣装にも注目のミュージカル・エンターテイメント作の見どころとは?

BY REIKO KUBO

画像: ジャック・オーディアールは脚本も担当。全編スペイン語によるミュージカル作品で、出演者のダンスと歌も圧巻 © 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA/ COPYRIGHT PHOTO: © Shanna Besson

ジャック・オーディアールは脚本も担当。全編スペイン語によるミュージカル作品で、出演者のダンスと歌も圧巻

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COPYRIGHT PHOTO: © Shanna Besson

 舞台はメキシコ。弁護士リタに麻薬カルテルのボス、マニタスから極秘依頼が舞い込む。その依頼とは、女性としての新たな人生を準備すること――。暴力とドラッグ、過去と贖罪、ジェンダー、シスターフッド、ミュージカル等々、全部盛りのパワフルかつヒューマンな作品にはアンソニー・ヴァカレロによるサンローラン プロダクションが参加。弁護士役のゾーイ・サルダナの真紅のスーツや、マニタスの妻役セレーナ・ゴメスのコートなど、サンローランのアイコンもちりばめられている。

画像: 弁護士リタ役のゾーイ・サルダナ © 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA/ COPYRIGHT PHOTO: © Shanna Besson

弁護士リタ役のゾーイ・サルダナ

© 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA/
COPYRIGHT PHOTO: © Shanna Besson

『ゴールデン・リバー』(2018)等で知られるフランスの鬼才ジャック・オーディアール監督作で、昨年のカンヌ国際映画祭で2冠、ゴールデングローブ賞で4冠達成、アカデミー賞にも最多ノミネート。ところがトランスジェンダー俳優の主演女優賞初受賞なるか!?と期待されていたカルラ・ソフィア・ガスコンの過去のSNS発言が掘りおこされ、炎上騒動となったのが惜しまれる。しかし、驚きのミュージカル・エンターテインメントの閃光が衰えることはない。

『エミリア・ペレス』
3月28日(金)より全国公開
公式サイトはこちら

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