フェンディのメンズ部門を統括するシルヴィア・フェンディ。カール・ラガーフェルドとともに過ごした青春時代の貴重な記録から、現在の愛用品までを披露する

BY LINDSAY TALBOT, TRANSLATED BY FUJIKO OKAMOTO

画像: © MARTIN PARR / MAGNUM PHOTOS

© MARTIN PARR / MAGNUM PHOTOS

“写真は時代の素晴らしい証言者となりうる”。だから私はスナップショットや古い写真をムードボードに貼る。マーティン・パーの一杯の紅茶の写真(1997年)は2018年の春夏メンズ・コレクションのインスピレーションとなり、スー・ティリーの日常の中のありふれたものを描いたイラストを施したバッグやニットなどにつながった。

画像: JOEL STERNFELD, “SUMMER INTERNS HAVING LUNCH, WALL STREET, NEW YORK, NEW YORK, AUGUST 1987”

JOEL STERNFELD, “SUMMER INTERNS HAVING LUNCH, WALL STREET, NEW YORK, NEW YORK, AUGUST 1987”

ジョエル・スタンフェルドのランチを食べるウォール ストリートのサマーインターンの学生たち(1980年代後半)からは、ビジネスシャツとネクタイにバミューダパンツを合わせる――名づけて“スカイプルック”など、ストリートとテーラリングの融合というテーマが生まれた。

画像: SLIM AARONS/HULTON ARCHIVE/GETTY IMAGES

SLIM AARONS/HULTON ARCHIVE/GETTY IMAGES

スリム・アーロンズの写真は二度と戻らない時代へのノスタルジーをかきたてる。特に好きなのがこのアカプルコのラ・コンチャ・ビーチクラブの写真(1975年)。理由はピンクのストライプがフェンディのストライプを彷彿とさせるから。

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