BY AZUMI KUBOTA, PHOTOGRAPHS BY AYUMU YOSHIDA
![画像12: 世界トップのビジネスマンにして
小説家、リシャール・コラスの
愛するもの、こと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2020/01/08/4fcd547b483e268fb6219d9eca19037401ebe957_large.jpg#lz:xlarge)
「オブジェとしての美しさに惹かれます。それに、人の魂が入っているのを感じる」とこけしを蒐集。家中の飾り棚に、ひとつひとつ表情も大きさも出自も違うこけしがあまたある中、マドモアゼル シャネルとカール・ラガーフェルドが愛らしく肩を並べる。友人からのプレゼント
![画像13: 世界トップのビジネスマンにして
小説家、リシャール・コラスの
愛するもの、こと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2020/01/08/b8a611a56994d0c06bfa785325aa7c14b037b6eb_large.jpg#lz:xlarge)
左は、ある雑誌に取材された記事を見た面識のない老婦人から"貰っていただけませんか"とお手紙をいただき、譲り受けたもの。中央はアフリカの銅像。右のこけしは「初恋の相手にして40年以上連れ添う唯一の女性」。若き日、十和田湖への旅行中に、ひと目で恋に落ちたのだそう。「彼女はとてもエレガント。ずっと一緒に旅をしてきて、何も文句を言わず、一度も僕を見捨てていない。妻を上回る唯一の存在かもしれないよ(笑)」
![画像: 『茶室』¥2,200/集英社(2020年3月26日発売) リシャール・コラス著、堀内ゆかり訳 COURTESY OF SHUEISHA](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2020/03/17/61edc106fe202071d5258f8bd2d02149d25ead24_large.jpg#lz:xlarge)
『茶室』¥2,200/集英社(2020年3月26日発売)
リシャール・コラス著、堀内ゆかり訳
COURTESY OF SHUEISHA