RECIPE BY KEIKO NAGAE, PHOTOGRAPHS BY MANA LAURENT, TEXT BY MIKA KITAMURA
夕食前に飲みものとおつまみで、家族や友人とのおしゃべりを楽しむアペリティフタイム。「フランス人はアペリティフタイムが大好きです。おつまみはお腹にたまらない軽いものを。塩味のパイは定番ですね。フランスの家庭では冷凍パイシートを利用して気軽に焼いています」。
冷凍パイシートを用意すれば、キッチンにあるスパイスやハーブ、市販のペーストなど身近な材料で簡単に作ることができる。パイの形もさまざまあり、それぞれの味で形を変えれば、さらに楽しい!
「パイ生地はすぐにだれるので、やわらかくなって扱いが難しいと感じたら、途中で冷凍庫にすぐに入れましょう。生地が締まったら作業再開。焼きたて熱々をいただきましょう」
前回に続き、今回はシャンパンの洒落たおつまみにぴったりのタプナードロールを習います。
■タプナードロール
材料
冷凍パイシート
タプナード(市販品)
1 生地の端にめん棒をのせて軽く押し、生地の端を薄くする。薄くするのは、巻き終わりまで均一な厚さにするため。
2 生地の端に指先で水をつける。
3 タプナードをのせる。巻き始めと終わりにはのせないようにしておくと、巻いた時に押されてはみ出てしまわず、きれいな仕上がりに。
4 手前からパイ生地を引っ張らないように巻いていく。巻き終わりを下にして、ベーキングシートで包み、一旦冷凍庫で休ませる。
5 生地をつぶさないように、5㎜厚さに切り、ベーキンシートを敷いた天板にのせる。170℃のオーブンで約20分焼く。
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