京都の老舗織屋、細尾が1日1組限定のレジデンスを手がけた。伝統的な町家を改装したそこには、日本人が培ってきた美学が凝縮されている

BY MASANOBU MATSUMOTO

画像: 土壁には京都を中心とした異なる3種類の土地のものを使用。自然の中で数百年かけてつくられたそれぞれの土の色が、西陣織のチェアとともに空間を美しく彩る

土壁には京都を中心とした異なる3種類の土地のものを使用。自然の中で数百年かけてつくられたそれぞれの土の色が、西陣織のチェアとともに空間を美しく彩る

 このレジデンスには、”京都で培われてきた美意識、世界観を体験する装置”としての役割も託されているという。そこで重要なのは、伝統の継承と同時に、そこに時代の新しい息遣いを吹き込むこと。実際に、土壁など古きよき素材を中心にしつつ、現代的なデザインもバランスよくとり入れ、近年注目されている開化堂など京都の職人たちとの”横の繋がり”から集められたインテリアやプロダクトも配置。実用的なシーンでその魅力をアピールしている。

画像: (写真左上)お茶は柳桜園のもの。コーヒーは開化堂のブレンドを常備 (写真左下)テクニクスとコラボした世界で一台のスピーカー。その表面にはHOSOOのテキスタイルを使用 (写真右)土壁は、飛鳥時代から伝わる、版築(はんちく)という左官の技術により仕上げている PHOTOGRAPHS: COURTESY OF HOSOO RESIDENCE

(写真左上)お茶は柳桜園のもの。コーヒーは開化堂のブレンドを常備
(写真左下)テクニクスとコラボした世界で一台のスピーカー。その表面にはHOSOOのテキスタイルを使用
(写真右)土壁は、飛鳥時代から伝わる、版築(はんちく)という左官の技術により仕上げている
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF HOSOO RESIDENCE

 時間の経過とともに光は移り変わり、空間の表情がドラマティックに変化するのもこのレジデンスの魅力だ。そう、日本人が培ってきた陰翳には、”奥行き”がある。ここでのステイは、その美しく奥深い、陰翳の世界への入り口なのである。

HOSOO RESIDENCE

住所:京都府京都市中京区両替町通二条上ル北小路町98-8
価格:1泊¥70,000(サービス料込・税別)
チェックイン:15:00〜19:00 チェックアウト:12:00
予約方法:下記サイトより要予約(完全予約制)
     1日1組(大人2名まで)
公式サイト

 

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