沖縄県の石垣島に、ホテルと遊び場が一体となったホテル「seven x seven 石垣(セブン バイ セブン 石垣)」が、9月9日にオープン。新時代のラグジュアリーを追求した最新スポットの魅力に迫る──

TEXT & PHOTOGRAPHS BY HIROYA ISHIKAWA

画像: セブン バイ セブン 石垣を象徴するファミリープール

セブン バイ セブン 石垣を象徴するファミリープール

 セブン バイ セブンは、ブランドを表す言葉に「ラグジュアリーを遊べ。」を掲げ、常に変わりゆく“今の時代のラグジュアリー”を再定義。世の中に新しい価値や楽しさを提案し、提供していくホテルブランドだ。今年4月にオープンした「セブン バイ セブン 糸島」に続く、同ブランド2施設目のホテルが「セブン バイ セブン 石垣」となる。

画像: 「セブン バイ セブン」 のクリエイティブ&ブランディングディレクター、デイビット・ミスキン氏

「セブン バイ セブン」 のクリエイティブ&ブランディングディレクター、デイビット・ミスキン氏

 では、今の時代のラグジュアリーとはどのようなものなのだろうか? セブン バイ セブンのクリエイティブ&ブランディングディレクターを務めるデイビット・ミスキン氏によれば、それはパーソナライゼーションであり、ひとりひとりがさまざまなサービスを選択できることこそ、今の時代のラグジュアリーだと話す。

画像: 館内の所々に配置されたソファやローテーブルで思い思いの時間を過ごすことができる

館内の所々に配置されたソファやローテーブルで思い思いの時間を過ごすことができる

「例えば、今の20代の親世代が経験してきたラグジュアリーなことや、望んでいたサービスは、ミレニアル世代やZ世代には少し合わないと思うんです。私が子どもの頃、家族で旅行に一緒に行くと、予定がガチガチに組まれていて、ディナーを食べる際もドレスコードが設けられているなど、ちょっと窮屈に感じるところがありました。当時はフルサービスがラグジュアリーだとされていたのかもしれませんが、今どきの感覚では、食事の時に自分の好きな服を着たい人が、それを選べる選択肢があることこそ、ラグジュアリーだと思っています」

画像: 部屋のタイプに関わらず、全室テラス付きだ

部屋のタイプに関わらず、全室テラス付きだ

 ゲストに過ごし方を選べる自由があり、エクスペリエンス(体験)を自分で作ってもらえることが、セブン バイ セブンのラグジュアリーだと話すデイビット氏。そんなパーソナライゼーションのベースとなるべく、セブン バイ セブン 石垣が特に力を入れたのが、部屋のバリエーションだ。すべてにテラスがついた全121室の客室には、21タイプのデザインが用意されている。

画像: サウナ、水風呂、プールのついたザ・セブンプールスイート

サウナ、水風呂、プールのついたザ・セブンプールスイート

「いろいろなタイプのお部屋を用意することで、お客様には予算を踏まえながら、自分の好きな過ごし方を選んでいただけるのではないかと思います。例えば、サウナがついたお部屋がありますが、それだけではなく、ジャグジー付きのタイプや、さらにプールまで付いたタイプも用意させていただきました。仕事では多忙を極め、休暇くらいは誰とも会わずに部屋でゆっくり過ごしたい人にも満足いただけるようになっています」とデイビット氏。

 ほかにも海を一望できるオーシャンビューのタイプや、畳付きの和洋室、グループでの宿泊に最適な2段ベッド付きのタイプ、車椅子でも過ごしやすいバリアフリータイプなどがあり、さまざまな用途に対応できるのがこのホテルの強みだ。

画像: 「TTNE」監修のシーサーサウナ。ロウリュではシーサーの口から水が噴射される

「TTNE」監修のシーサーサウナ。ロウリュではシーサーの口から水が噴射される

 館内にあるプールは2種類。ホテルのフロントからつながるバーカウンター付きのファミリープールの傍には、サウナブームの火付け役として知られる、ととのえ親方こと松尾大氏、サウナ師匠こと秋山大輔氏が主宰する「TTNE」監修のシーサーサウナも完備。サウナ内の水風呂のほか、プールサイドのデッキチェアで外気浴ができたり、プールを水風呂代わりにすることもできる。

画像: 遠方に海も望める2Fのインフィニティプール

遠方に海も望める2Fのインフィニティプール

 さらに2階には、サウナやジャグジー、小さなプライベートスペースであるカバナ、水に浸かりながらドリンクが飲めるプールサイドバーを備えたインフィニティプールもあり。遠方に見える海を眺めながら、極上のリラックスタイムを過ごすことができる。

画像: 1Fのバティーダ。ピザ窯もあり、焼き立てのピザも楽しめる

1Fのバティーダ。ピザ窯もあり、焼き立てのピザも楽しめる

 食事は、メインダイニングとなる1Fの「バティーダ」と、2Fのプールサイドレストラン「スカイバー バイ バティーダ」で楽しむことができる。いずれもクラシカルなイタリア料理をベースに、スパニッシュなタパス料理や、ハーブやスパイスを使った刺激的なメキシカンなど、心躍るラテンイタリアンを提供。ドラゴンフルーツ、ライチ、ゴーヤ、青パパイヤ、島豚のベーコンなど地元の旬の食材も多数登場する。

画像: 大人の雰囲気が漂う「レッド」

大人の雰囲気が漂う「レッド」

 そして、まるで秘密のアジトのように地下1Fに存在するのが、妖艶な赤い光に包まれたバー&ナイトラウンジ「レッド」だ。およそ200種類のジンが用意されているほか、ビリヤードやシーシャ、個室でのカラオケを楽しむこともできる。深夜2時まで営業しているので、ホテル内だけで1日どっぷり過ごせるのはありがたい。

 ちなみに「バティーダ」、「スカイ バー バイ バティーダ」、「レッド」は、「ノーガホテル 秋葉原 東京」内のオールデイダイニング「ピッツェリア & バー ノーガ」などを手がけるフライデーズが運営している。

画像: プールサイドで行われたデボラ・コックスのライブの様子

プールサイドで行われたデボラ・コックスのライブの様子

 プールエリアにステージを設営したり、DJブースを設置することで、ライブなどのイベントも開催予定。オープニングパーティでは、FM COCOLOの公開生放送が行われ、さらにはグラミー賞にノミネートされたこともあるシンガーソングライター、デボラ・コックスが迫力のステージを披露した。

画像: デイビット氏のキュレーションによるアート作品が館内を彩る

デイビット氏のキュレーションによるアート作品が館内を彩る

「セブン バイ セブン 石垣」について、石垣島の人たちが誇りに思ってくれるようなホテルになりたいと語るデイビット氏。

「石材に琉球石灰岩を採用したり、レストランでは現地の食材を使ったり。地元の方にも親しみやすい空間やサービスを提供していますので、日常の延長のような感覚で気軽に遊びに来ていただきたいですね。地元の方々も含めたみなさんのためのホテルでありたいし、そうなれたら嬉しいです」

画像: 新石垣空港から車でおよそ18分。ホテルから市街地までは車で5分ほどの好立地だ

新石垣空港から車でおよそ18分。ホテルから市街地までは車で5分ほどの好立地だ

 館内で過ごすほかに、干潮時にしか姿を現さない幻の島「浜島」上陸&シュノーケルプランや、海上で波音とともに星空を観察する体験プランなどオプションも充実。ホテルでの滞在をどう楽しむのか、ラグジュアリーをどう遊ぶのかは宿泊者しだい。セブン バイ セブン 石垣は、最新かつ世界標準のサービスや体験を味わえるスポットだ。

セブン バイ セブン 石垣
住所:沖縄県石垣市真栄里254-19
宿泊料金:大人2名一泊37,400円〜
公式サイトはこちら

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