春夏メンズ・コレクションの中核となるパリ・メンズ・コレクションが閉幕。そのハイライトをアレクサンダー・フューリーが総括する

BY ALEXANDER FURY, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI

BERLUTI(ベルルッティ)

画像19: 2018年春夏
パリ・メンズ・コレクションの
ハイライト

 パリ左岸にある、18世紀に建てられたモネ・ド・パリ(パリ造幣局)の建物で行われた、ハイダー・アッカーマンによるベルルッティの2シーズン目のショー。パリ・メンズ・コレクション参加ブランドの中で、もっとも注目を集め、もっとも高い価格帯を誇るブランドのひとつであるだけに、ここはショー会場としてふさわしい場所だった。

画像20: 2018年春夏
パリ・メンズ・コレクションの
ハイライト

 その中庭、四方を壁に囲まれ空の開けた場所で、ショーが開催された。自身の名を冠したメンズウェアレーベルでは、もっとルーズでアートに近いルックを提案するハイダー・アッカーマンだが、ベルルッティではより緻密でクリーンな側面を見せている。  

画像21: 2018年春夏
パリ・メンズ・コレクションの
ハイライト

 しかし、色彩感覚は変わらず彼らしい。写真では、アイボリーホワイトと温かみのあるトープカラーに、若々しいピンクをミックス。そこにグラフィカルな黒いラインが走っている。

画像22: 2018年春夏
パリ・メンズ・コレクションの
ハイライト

 わずかにフェミニンに変化しつつあるベルルッティ。それを表現するために、ハイダーは男女両方のモデルをショーにキャスティングした。多くのアイテムは男女兼用で使われており、スタイリングもアンドロジナスなムードを強調するものだった。

画像: PHOTOGRAPHS BY YU FUJIWARA

PHOTOGRAPHS BY YU FUJIWARA

 ハイダーが使ったのは「エフォートレス」という言葉。それはすなわち「悪魔は細部に宿る(細部にまでこだわる必要がある)」ということ。曇りのない目で見れば服には如実にそれが現れるし、カラフルな色使いでごまかすことはできないというわけだ。

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