それぞれの個性を強烈に押し出したデザイナーたち。プラダ、ヴェルサーチらの「マイ・ベスト」ともいえるショーを総括する

BY ALEXANDER FURY, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI

MONCLER GAMME BLUE
(モンクレール ガム・ブルー)
 フロアには雪が積もり、ヤシの木が辺りを囲む。トム・ブラウンによるモンクレール ガム・ブルーの最新コレクションのインスピレーション源には様々なものが予想される。例えば、地球温暖化だろうか? VVIP顧客の世界一周旅行記? それとも、ファッションはグローバルなビジネスだから、いつだってどこかは夏でどこかは冬だというだけのことなのかもしれない。

画像20: 2018年春夏
ミラノ・メンズ・コレクションの
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ショーの間にかかっていたサウンドトラックはヴィヴァルディの「四季」で、これもまた今回のテーマをほのめかしていた。

画像21: 2018年春夏
ミラノ・メンズ・コレクションの
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 モデルはみなナップザックを背負っていた。

これは、キルトのビーチタオル兼サバイバルブランケット(秋分の日に北極で日光浴をするような場合には最適のアイテム!)を詰め込むためのもの。モデルたちは冬の装いでランウェイを歩いたのちに服を脱がされ、軽量の「夏バージョン」になって再びランウェイを歩いた。

写真上は「冬バージョン」で、モンクレールのトレードマークであるダウンを着たルック。

画像22: 2018年春夏
ミラノ・メンズ・コレクションの
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 モンクレールのコートでおなじみのダウンは、同じ素材のトラウザーパンツ、ショートパンツ、ジャケットにまで広がった。

「冬バージョン」のモデルはソックスの上にスノーブーツを履いていて、ジップを開けて服を脱ぎ捨て「夏バージョン」に着替えたときに、トングサンダルに履き替えた。

画像23: 2018年春夏
ミラノ・メンズ・コレクションの
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 冬服を脱ぎ捨て夏の装いになった後で、モデルたちはトム・ブラウンのつくった冬の世界を歩き、ヤシの木の下でリクライニングシートに横たわった。おそらく、建前上これは春夏コレクションなので、象徴的な意味合いで夏服になったのだろう。

画像2: PHOTOGRAPHS BY CLARA VANNUCCI

PHOTOGRAPHS BY CLARA VANNUCCI

 トム・ブラウンのトレードマークであるトリコロールカラー使い、ショートパンツスーツ、肩幅のタイトなシルエットは健在。

もちろん、モンクレールのトレードマークであり売れ筋のダウンジャケットも。写真左は、高度な技術力でつくられた、インターシャ編みのチェック柄ミンクジャケット。

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