かつて詩人ジャン・コクトーも魅せられ、多くの著名人をファンに持つカルティエの「トリニティ」リング。100周年を機に革新的な新作が登場した

BY HIROKO NARUSE, PHOTOGRAPH BY MASANORI AKAO, STYLED BY YUKARI KOMAKI

画像: 写真のラージモデルのほか、細めのクラシックモデルも揃う。「トリニティ」リング〈WG、PG、YG〉¥583,000/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00

写真のラージモデルのほか、細めのクラシックモデルも揃う。「トリニティ」リング〈WG、PG、YG〉¥583,000/カルティエ

カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL.0120-1847-00

「トリニティ」リングが今年、生誕100年を迎える。1924年に誕生した原型は、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドの環が絡み合うデザイン。そのリングに魅せられた詩人ジャン・コクトーは、小指に肌身離さず着用した。のちにもう一点を重ねづけして、生涯愛用したとのエピソードが残る。その後ホワイト、ピンク、イエローの3色のゴールドを用いた「トリニティ」リングが発表され、アラン・ドロン、グレース・ケリーなど多くの著名人がファンに。ジュエリーとは宝石を用いて身を飾るものと考えられていた時代に、自由な意思で毎日つけられて、自身と一体化するような地金のみのシンプルなリングは、常識にとらわれない特別な存在だった。

 そんな革新のDNAを内包する「トリニティ」が、100周年を機にあっと驚く新作を発表。その第一弾がクッションシェイプの環をもつリング。3本の環という基本のコンセプトに立ち戻り、手作業によるアプローチで創造的な形を追い求めた結果だ。斬新なフォルムを定めたのち、熟練職人の手で理想的なプロポーションを実現した。丸みをおびた四角形の滑らかな装着感は、想像を超える心地よさ。

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