BY EMI ARITA
シンプルな合理性と美しさを両立させた、アルヴァ・アアルト
生涯200を超える建物を設計した、フィンランド出身の20世紀を代表する建築家・デザイナー。1931〜32年に、パイミオのサナトリウムのためにデザインした家具が世界的な注目を集めた後、1935年には妻アイノと共にアルテックを創業。自身が開発した曲げ木技術「L-レッグ」を応用したテーブルをはじめ、有機的なフォルムを描く造形美は唯一無二。
・ティートロリー 901
アルヴァ・アアルトが1936年にデザインしたアルテックの「ティートロリー 901」は、暮らしに彩りを添える、オブジェのような存在感が魅力。アアルト夫妻が旅の途中で出会ったイギリスの紅茶文化と、彼らが書籍などから感銘を受けた日本の木工技術や建築から着想を得て作られた作品で、特徴的な2つのループのフレームは、バーチ材の合板を無垢の木のように滑らかなカーブに仕上げる“ラメラ曲げ木”の技法によって形成されている。
その名の通り、食事や飲み物を運ぶトロリーとしてはもちろんのこと、オブジェやアート、花瓶を飾るリビングのシェルフとして、あるいは本や雑誌、書類やデジタルデバイスをさっと片付けるデスク周りの可動式収納として……と、フレキシブルに活用可能。日本の技術から影響を受けているというだけあり、洋室はもちろん和の空間との相性も抜群。
アルテック
TEL. 0120-610-599
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※2023年12月掲載時点の情報です
・サイドテーブル 915
フィンランドのモダンデザイン界の巨匠アルヴァ・アアルトが1932年にデザインした「サイドテーブル 915」は、妻のアイノ・アアルトと携わったフィンランドの結核療養所「パイミオ サナトリウム」のプロジェクトのためにデザインされたもの。成形合板の技術を用いたアアルト特有の流れるような曲線美を愛でることができる。
ループ型のフレームは、アルテックの伝統的な技術である「ラメラ曲げ木」を使い、合板でありながらまるで無垢の木のように美しく滑らか。ループの上下に取り付けられたバーチ材によるプライウッドの天板は、物が落ちにくいように天板の縁が上に反るよう工夫されているのも秀逸だ。カラーはブラックとホワイトの2色。
アルテック
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※2024年4月掲載時点の情報です
・ドロップリーフ テーブル DL81C
1933年にアルヴァ・アアルトがデザインし、2024年に待望の復刻を果たした「ドロップリーフ テーブル DL81C」。アアルトの名作「スツール 60」などと同様、脚部にはフィンランドバーチ材を直角に曲げる技術「L-レッグ」を採用し、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが光る一台。
さらに、「多目的な家具」というコンセプトの通り、天板の片側は折りたためるようになっているため、普段はコーヒーテーブルに、リモートワークの日は広げて作業用デスクに......と、省スペースを活かしながら、フレキシブルなライフスタイルに対応してくれる。天板のカラーは、定番のナチュラルラッカー、ブラックリノリウム、ホワイトラミネートの3種類のほか、2024年の復刻を記念し、ツートンカラーリノリウムの特別モデルもラインナップ。
アルテック
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※2024年6月掲載時の情報です
・テーブル 90A
20世紀を代表する北欧の建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトが1933年に手がけた「テーブル 90A」は、フィンランドのバーチ材の普遍的な美しさと、空間を選ばないスタンダートなデザインで誕生以来世界中で愛されている名作。
どこから眺めても美しい端正な円形の天板を支える脚は、アアルト作品を象徴する曲げ技技術「L - レッグ」を採用。サイズは直径100cmとコンパクトなため、ダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、コーヒーテーブルや、子供部屋などのデスクにするのもおすすめ。天板はナチュラルラッカー仕上げのほか、ホワイト ラミネート、ブラック ラミネート仕上げの全3種から選べる。
アルテック
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※2024年7月掲載時点の情報です
心地よい暮らしを追求した、アイノ・アアルト
夫のアルヴァ・アアルトと共に活躍したフィンランドを代表する建築家・デザイナー。1935年には創業したアルテックでは初代アートディレクターを務め、1941年に社長に就任。二児の母でもあったアイノの「暮らしを大切にする」という視点は、アアルト建築にも多大な影響を及ぼした。代表作にiittala(イッタラ)のコレクションとなっている「ボルゲブリック・グラス」シリーズがある。
・606 サイドテーブル
1933年、アルヴァ&アイノ・アアルト夫妻が携わった歴史的建造物「パイミオのサナトリウム」の建築プロジェクト。そのロビー用にアイノがデザインしたのが、こちらの「606サイドテーブル」。
バーチ材合板の天板に、欠けはじめた満月のような形をしたスチールフレームを合わせたコンパクトなデザインで、アームチェアやソファ、ベッドの側まで引き寄せて使うことが可能。軽量かつどんなインテリアにも調和するミニマルな佇まいで、さまざまなシーンで活躍してくれる。
発表当時はサイドテーブルとしてではなく、靴を履き替える際に腰かけるスツールとして使われていたという逸話もあり、耐久性も抜群。アルヴァが生み出した名作「スツール 60」ともサイズが絶妙にマッチするので、組み合わせて使用するのもおすすめだ。
アルテック
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※2023年10月掲載時点の情報です
デンマーク近代家具デザインの“父”、コーア・クリント
デンマークの近代デザインに多大な影響を及ぼした建築家・デザイナー。1929年のバルセロナ万博では、デンマーク館の展示デザインを手がけた。人の体に合わせた採寸や空間と調和するデザインなど、今に続くプロダクトデザインの礎を築き、多くのデザイナーに影響を与えた。父親はデンマークの照明ブランド、レ・クリントを象徴するプリーツシェードを生んだ、建築家のP.V. イェンセン・クリント。
・KK44860 サイドテーブル
“デンマーク近代家具デザインの父”と呼ばれ、ハンス J. ウェグナーやボーエ・モーエンセンなど名だたるデザイナーたちに影響を与えたコーア・クリント。1932年に手がけた「KK44860サイドテーブル」は、究極にシンプル、だが、無垢材の温かみが伝わる端正なデザインが印象的。「機能第一で実用性を重視、余計な装飾をしなくとも木材そのものが装飾性を担う」という、コーア・クリントの姿勢が見事に表現された作品となっている。
きっちりと計算された精巧な接合部からはクリントの数学的なアプローチを感じ取ることができ、卓越したクラフツマンシップも感じ取ることができる。ミニマルなデザインだからこそ、どんなテイストの部屋にも合わせやすく、既存のインテリアに気軽にプラスできるのも魅力だ。素材は経年変化により味わいが増す、ウォルナット材とオーク材から選べる。
カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京
TEL. 03-5413-5421
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※2023年10月掲載時点の情報です
モダンなデザインが魅力、アルネ・ヤコブセン
デンマーク出身の建築家・デザイナー。1952年に世界で初めて、背もたれとシートが一体型の成形合板の椅子「アリンコチェア」をデザイン。1960年に開業した、コペンハーゲンのSAS ロイヤルホテル(現 ラディソン・コレクション・ロイヤル・ホテル)のプロジェクトでは、「エッグチェア」、「スワンチェア」、「AJランプ」などの名作を生み出した。モダンデザインの“お手本”とも称される作品は、今見ても新鮮でおしゃれなものばかり。
・AJトロリー
デンマークを代表する建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンがデザインした「AJトロリー」は、キャスター式で移動しやすく、バーカートやサービストロリー、サイドテーブルなどマルチユース可能な隠れた名作。
ヤコブセンが自身のティータイムのためにデザインしたテーブルで、ちょっとしたスペースに使いやすい三角形のフォルムや、ステンレス製ベースにブラックの天板を合わせたモダンなデザインは、機能美を追求し続けたヤコブセンの美学を象徴するよう。建築的でグラフィカルなルックスで、空間にアクセントを添えてくれる。キャスターが滑らかに動くので安定感があり、ドリンクや花器といった水気の物をのせていても安心して運ぶことができる。
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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※2023年10月掲載時点の情報です
・FH3605™
シンプルで合理的な北欧デザインを牽引したアルネ・ヤコブセンが1955年にデザインした「FH3605™」。ヤコブセン自身が「ライティングデスク」と銘打った通り、集中して作業できるよう考え抜かれたフォルムでタイムレスな美しさを放つ。脚部から天板方向に斜めに伸びる細いスチールは、強度を補強しつつ、シンプルなデスクの意匠としてデザインされているのも秀逸だ。
天板はウォルナット材とブラックカラードアッシュの2種類。脚部もクロームまたは粉体塗装仕上げを施したブラックのスチールの2種類からセレクトできるほか、無垢材を使用した書類用のドロワー(オプション)も天板同様2種類あり、スタイルに合わせてカスタマイズできる。
フリッツ・ハンセン 東京
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※2024年6月掲載時点の情報です
・エッグテーブル
北欧モダンを代表するデザイナー建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンが1952年にデザインした「エッグテーブル」。自らデザインした名作椅子「アリンコチェア」とセットで使うことを想定してデザインしたテーブルで、木目が美しいウォルナット材の天板と、ポリッシュされたクローム脚の組み合わせによる、モダンな佇まいが印象的。
不思議な楕円形の天板は、「アリンコチェア」や「ドロップ」などの作品にも通じる、ヤコブセンらしいアイコニックなフォルムを描く。一般的なダイニングチェアを3脚セットするとちょうどいい、コンパクトなサイズ感は現代の住まいにもマッチ。ダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、ワークデスクにもおすすめ。
フリッツ・ハンセン 東京
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※2024年7月掲載時点の情報です
クラフトマンシップに溢れた、ハンス J. ウェグナー
家具マイスターの資格を持つ、デンマーク出身のデザイナー。アルネ・ヤコブセンの事務所で働いた後、1943年に独立。その後、1949年には今なお絶大な人気を誇る「Yチェア(CH24)」をデザイン。家具マイスターとしての技術と知識、天然素材への飽くなき探究心を持ち、北欧らしい木材の温かみと端正なフォルムを併せ持つ、数々の名作を生み出した。
・CH825 クレデンサ
洗練されたシンプルな美しさで、どんな空間にも馴染む「CH825 クレデンサ」は、1959年に北欧の巨匠、ハンス J. ウェグナーがデザインしたサイドボード。もともとは3種のモデルで構成されたサイドボードシリーズのひとつで、2014年のウェグナーの生誕100周年を記念し、カール・ハンセン&サンより復刻された。内部は左右に可動式の棚板のあるスペース、中央にオーク材の引き出しが付いているスペースがあり、細々した小物や書類、雑貨など、あらゆるものをすっきりとおさめることができ、収納力も抜群。
サイドボードの脚は、オーク材かウォルナット材の丸脚、またステンレススチール製の脚からセレクト可能。脚を変えることでイメージが変わるため、好みにあわせてセレクトを。
カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪
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※2024年7月掲載時点の情報です
・CH006
デンマークの巨匠ハンス J. ウェグナーが1982年にデザインしたダイニングテーブル「CH006」は、飽きのこないスタンダードなデザインと、天然木の温もりを存分に味わえる作品。素材はビーチまたはオークの無垢材からセレクト可能。使い込むほどに深みのある色へと風合いが増していく無垢材の表面は、驚くほどに滑らかで、使い心地の良さを追求したウェグナーのクラフトマンシップが感じられる。
また、天板は両端を折りたたむことができるエクステンションタイプになっており、両側を広げると最大8人掛けとして使用可能。シーンに合わせた使い方ができる機能的なダイニングテーブルには、「CH24(Yチェア)」をはじめ、ウェグナーの名作椅子をセットしてコーディネートを楽しみたい。
カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪
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※2024年7月掲載時点の情報です
洗練のエレガンスで魅了する、
プレーベン・ファブリシャス&ヨルゲン・カストホルム
1961年に共同でデザインスタジオを開設したデンマークのデザインデュオ。家具職人の資格を持つプレーベン、金属職人のもとで修業したヨルゲンと、それぞれの特性を活かして木材やスチール、皮革など、さまざまな素材を用いた家具をデザイン。卓越した美的センスから生まれる作品は、どれも気品に満ち、空間にエレガンスを添えてくれる。
・FK63
無垢のオーク材の木目が美しい本体に真鍮の取手を合わせたエレガントな佇まいの「FK63」。1960年代に活躍したデンマークのデザインデュオ、プレーベン・ファブリシャスとヨルゲン・カストホルムが1963年にデザインしたシステム書棚で、二人が目指した機能性と完璧な美しさへのこだわりが感じられる作品となっている。
バリエーションは壁付けタイプと脚付の床置きタイプの2種があるほか、扉の有無や棚板の数など、収納する物や飾りたい物に合わせてカスタマイズが可能。さらに、扉有りのキャビネットに、扉の無いタイプを重ねたり、連結したり、各モジュールを組み合わせて、自分なりのシステム書棚を作ることもできる。ちょっとした収納が欲しいときも、大きめの書棚を設えたいときも頼れるシステム収納の名作で、部屋を美しく整えて。
カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京/大阪
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※2024年3月掲載時点の情報です
北欧モダンの異端児的存在、ヴァーナー・パントン
ミッドセンチュリー期を象徴する、デンマーク出身のデザイナー。1960年には、世界初のプラスチック製の一体成形の椅子「パントンチェア」をヴィトラと共同開発した。さまざまな素材を使ったユニークな造形や、大胆な色使いなど、ポップアートのような作風が特徴。デンマークの家具ブランド、Montana(モンタナ)で取り扱っている「Panton Wire」も、多彩なカラーと、豊富なモジュラーの組み合わせで、オブジェのように空間コーディネートを楽しめる収納家具の名作として人気がある。
・Panton Wire
「パントン チェア」でもおなじみの、20世紀を代表する建築家兼デザイナーのヴァーナー・パントンが、1971年に発表した「パントンワイヤーシステム」。50年以上前の作品とは思えないほど洗練された佇まいのこのモジュール式シェルフは、シンプルなインダストリアルデザインに軽やかさとエレガントさを見事に両立させている。
汎用性が高く、床置き、壁掛け、重ね置きまで使い方は自由自在。複数台を組み合わせたり、別売りの「トップパネル」や「シェルフボード」を追加することで、飾り棚、小さなテーブル、ブックスタンド、部屋のパーテーションなどマルチに活躍してくれる。
使い方だけでなく、カラーやサイズの組み合わせを自由に楽しめるのも「Panton Wire」の魅力。サイズは幅約35cmのコンパクトな「Panton Wire Single」と、幅70cmの「Panton Wire Extended」の2種。カラーは、クローム、ブラック、スノー、モナークの全4色。
FLYMEe(フライミー)
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※2023年12月掲載時点の情報です
デモグラフィック・デザインの先駆者、ボーエ・モーエンセン
アルネ・ヤコブセン、ハンス J. ウェグナーらと並ぶ、デンマーク近代デザインを代表するデザイナー。デンマーク王立芸術アカデミー在籍時に、コーア・クリントに学ぶ。“庶民のためのリーズナブルで質の良い家具づくり”を目指し、シンプルで機能性に優れた木製家具を数多くデザインした、デモクラティック・デザインのパイオニア的存在。
・BM0488
北欧モダンの巨匠コーア・クリントに師事したことでも知られるデンマークを代表するデザイナー、ボーエ・モーエンセン。家具マイスターの資格を持ち、シンプルかつ実用的なプロダクトを手掛けてきた。1958年にデザインした「BM0488S」は、時と共に変化するニーズに寄り添えるよう、高い汎用性を追求した作品のひとつ。
空間を美しく設えるシンプルなラインと籐を二重に編み込んだ天板が特徴で、光を受けると天板の模様が美しい陰影を描く。フレーム部には無垢のオーク材を使用。丸みを帯びた面取り加工や滑らかな接合部の継ぎ手と、木部のディテールからも、モーエンセンの並々ならぬクラフトマンシップが感じられる。素材の温かみと美しい佇まいのサイドテーブルで、ソファやベッドで過ごすくつろぎのひとときを演出したい。
カール・ハンセン&サン 東京本店/カール・ハンセン&サン 大阪
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※2024年4月掲載時点の情報です
美しく、機能的なシステム収納を生んだ、ピーター・J・ラッセン
デンマーク出身の家具デザイナー。フリッツ・ハンセンでCEOを務めた後、1982年に多彩なモジュラーユニットと、豊富なカラーバリエーションが揃う、個性的なシステムソリューションを提供する、Montana(モンタナ)を創設。自身が手がけた「モンタナ・システム」は、デンマークを代表するシステム収納として、発売から40年経った今なお、世界中で愛されている。
・モンタナ セレクション ペア
美しいディテールと機能性を融合させた個性豊かな収納家具が世界中で愛されている、デンマークの家具ブランドMontana(モンタナ)。その創設者であるデンマークのデザイナー、ピーター・J・ラッセンがデザインした「モンタナ セレクション ペア」は、開き戸付きのキャビネットとオープンシェルフがセットになったサイドボード。
開き戸内部はオープンシェルフ同様、十字の仕切り板付き。オープンシェルフ側は“見せる収納”としてはもちろん、飾り棚としても活用できる。さらに2台のモジュールは連結されていないため、左右の配置は自由。それぞれ個別に使うこともできる。カラーは、トリュフ×ブラス脚、ニューホワイト×ブラック脚など、豊富なカラーバリエーションよりセレクト可能。
FLYMEe(フライミー)
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※2024年7月掲載時点の情報です
今、注目の世界的デザイナー、セシリエ・マンツ
2023年にエルメスの家具コレクションも手掛けるなど、多方面で活躍するデンマーク出身のデザイナー。1998年、コペンハーゲンに自身のスタジオを設立し、家具や食器、照明や電化製品など幅広い分野のプロダクトデザインを手掛けている。北欧らしい穏やかさの中に、凛とした美しさを感じさせる芸術的な作品で魅了する。
・エッセイテーブル
タイムレスな美しさで洗練の空間を叶える名作ランプ「カラヴァッジオ」など、様々なプロダクトデザインを手掛けるデンマーク出身のデザイナー、セシリエ・マンツ。2009年にデザインした無垢材の「エッセイエーブル」も、どんな空間もおしゃれに設えてくれるエレガントな佇まいが魅力の作品。
椅子を8脚までセットできる長方形の天板と、四角を描く2本のベースというシンプルな構造だが、天板とベースの間には黒い金属パーツがあり、天板が少し浮いて見えるようにデザインされているのも特徴。カラーはナチュラルオイル仕上げとホワイトオイル仕上げの2種。また、両端にブラックラミネートのエクステンションリーフ(延長天板)をつけることもできる。
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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※2024年7月掲載時点の情報です
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