星と植物を軸に、隠し味に音楽もイメージソースに加えた濱 美奈子オリジナルの占星術連載。今回は、来る2022年、そして始まったばかりの「風の時代」に、豊かな実りを共に喜ぶための2021年下半期の運気を生かすヒントと、各星座ごとの運気の流れをサポートするアロマを紹介

BY MINAKO HAMA, ILLUSTRATIONS BY HIROSHI KATO

蠍座(10/24~11/22生まれ)

基本的性質
蠍座は水の星座で「死と再生の冥王星」を守護星にもちます。不屈の精神力で物事にとり組む探求者です。そんなあなたのフレンドリー・プランツは、ディープな内面を引き出すパチュリ。本質を見抜く鋭い洞察力を持ち、感情的な強さとセンシュアルな魅力に富むあなたを象徴します。

画像9: 濱 美奈子
ハーモニー占星術
2021年下半期

2021年下半期の運勢

全体運
昨年末、「居場所」のエリアでグレートコンジャンクションが起こってから、蠍座は人生の基盤をアップデートしていく“充電”のサイクルにいます。今年前半は周囲の影響を受けて予想外のできごとも多く、身近な人との関係が変化したり、所属している場所を離れたりと、落ち着かない状況が続いたかもしれません。この流れは、人生が新たなフェーズに切り替わる前の、場面転換となるもの。
9月中旬から隠れていた問題が浮上したり、昔の感情が湧きあがることもありそうですが、後悔や未練をひきずらないよう気持ちに区切りをつけると、10月末からは運気が上昇していくでしょう。12月29日、木星が12年ぶりに「自己表現」のエリアに移動すると、あなたは人生を楽しむフェーズに入ります。下半期は、2022年に大きく羽ばたくためにも大切な場所を守り、ゆるぎない安心感で満たしていきましょう。

仕事・金運
周囲の変化に刺激を受けて精力的に働けるときです。8月、他部署や異業種の人との交流を深めると次につながるヒントが得られそう。忙しさがひと段落するのは秋。働き方と収入のバランスを振り返って。金運は10月初旬から11月が好調。年末の出費に備えてキープしておきましょう。

健康運
パワフルに動けますが、そのぶん体力を過信しそう。9月頃、体力の低下が心配です。疲れた日はゆっくりお風呂に入ったりセルフマッサージをするなど、こまめに体の疲れを取る工夫をしましょう。

愛情運
愛情運はやや波乱気味の運気。結婚やパートナーシップは、ふたりの絆が試される時期。我慢してきたことが抑えられなくなり、ぶつかることも。ここで心の膿を出しきっておくと、8月末までには思い切った決断ができそう。9月になると次第に愛情運は上向きに。新しい出会いを求めている人は、10月下旬以降、落ち着いて愛を育める相手に出会えそうです。

下半期のラッキーアロマ
今年の後半は、起伏に富んだ変奏曲が蠍座を包みます。次にジャンプする時期に備えて、足元を固めていくとき。でも、ときおり予想外のできごとに心が乱れ、不安が高まりそう。そんなときは、「カモミール」のアロマを使ってみて。神経を優しくなだめるカモミールの香りは心の揺れをしずめ、安心感を取り戻します。眠れないときはティッシュに一滴垂らして、枕の下に置いてみて。

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