9月から10月にかけて各都市で開催されたウィメンズファッションウィーク。デジタル、リアル、またはその融合と、今年ならではの多様なプレゼンテーションが見られた。独自のスケジュールでコレクションを披露したメゾンもある。先の見通しが立たない時代にファッションはどうあるべきか。同時代性を反映した各メゾンのクリエイションをコレクション動画とともにチェックしよう

BY TJAPAN

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)

画像: Salon 01 London www.youtube.com

Salon 01 London

www.youtube.com

 ボッテガ・ヴェネタは、10月、ロンドンの歴史あるシアター「サドラーズウェルズ・シアター」で、ごく一部の関係者を招いたサロン形式のショーを実施。そのビデオ映像を12月14日、オンラインで世界同時配信した。キーワードは“マイホーム”。クリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーは自宅がもたらす快適さや安心感を起点にコレクションを構築したという。そのまま寝転んでも心地よさそうなローゲージのニットドレスや、ふっくらとパッドのはいったコート、枕のようにころんとしたクラッチバッグなど、触覚的な優しさや温かさを感じさせるアイテムがコレクションの大半を占めた。

 とりわけ、注目すべきはニットアイテム。過去のコレクションでも彼のつくる独創的なニットウエアに注目が集まっていたが、今季はテーマと相まってより多彩で実用的に。ワンピースやスーツスカート、シューズのアッパーなどにも使われ、またブランドのアイコンバッグ「The Triangle」もニット素材で一新。くわえてビーズや貝殻の破片を編み合わせたドレスやかぎ編みのワンピースなど、オーガニックなぬくもりを感じさせるウエアも目を引く。こうした“ほっこり”しがちなをアイテムを、レディライクなカッティングやワントーンのスタイリングでエレガントに昇華させている点にもリーの手腕が見て取れるだろう。

画像: COURTESY OF BOTTEGA VENETA

COURTESY OF BOTTEGA VENETA

<ボッテガ・ヴェネタ>
1966年、北イタリアのヴィチェンツァにて創設。ブランド名はヴェネト地方(=ヴェネタ)の工房(=ボッテガ)の意味。高品質なものづくりで知られ、イタリア文化からのインスピレーションとグローバルな展望のもと、ラグジュアリーの新たなスタンダードを築いてきた。現在は、ウエアからバッグ、シューズなどのアクセサリーに加え、香水やホームコレクションも展開。2019-20年秋冬シーズンからはダニエル・リーがクリエイティブ・ディレクターを務めている。

問い合わせ先
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
フリーダイヤル:0120-60-1966
公式サイト

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