9月から10月にかけて各都市で開催されたウィメンズファッションウィーク。デジタル、リアル、またはその融合と、今年ならではの多様なプレゼンテーションが見られた。独自のスケジュールでコレクションを披露したメゾンもある。先の見通しが立たない時代にファッションはどうあるべきか。同時代性を反映した各メゾンのクリエイションをコレクション動画とともにチェックしよう

BY TJAPAN

SAITN LAURENT(サンローラン)

画像: SAINT LAURENT - WOMEN'S SUMMER 21 - FULL SHOW VIDEO @NCANGUILHEM, SOUNDTRACK @SEBASTIAN_EDBGR, JEWELRY BY CLAUDE LALANNE www.youtube.com

SAINT LAURENT - WOMEN'S SUMMER 21 - FULL SHOW
VIDEO @NCANGUILHEM, SOUNDTRACK @SEBASTIAN_EDBGR, JEWELRY BY CLAUDE LALANNE

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 ランウェイの舞台は、砂漠。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロにとって、それはゆったりとしたリズムが感じられる場所、静けさや開放感のシンボルだという。インスピレーションソースは、60年代。今日のように混沌としながらも、人々が自由に自信を持って自身を着飾った時代ーーそしてなにより、こうしたムーブメントを牽引したのが、当時、自身のブランドを創設し、ファッションに新しい息吹を吹き込んだ故イヴ・サンローランだった。

 シアーなドレスやガウン、パンツスタイル、また大胆な花柄やふんわりとしたラッフルカラー、フリンジ使い。コレクションでは、こうした60年代的なスタイルやディテールを取り入れながら、柔らかいシェイプやシフォンやジャージーといった軽やかな素材使いで、より心地よい、現代的なワードローブに昇華。サンローランの代名詞である「スモーキング(女性向けにアレンジしたタキシード)」スタイルも、トラウザーからロングジャケットまでバリエーション豊富に登場した。自然をモチーフにしたアクセサリーも新鮮だ。ゴールド・ジュエリーの一部は69年のイヴ・サンローランのオートクチュールでコラボレーションした故クロード・ラランスの作品が使われている。

画像: COURTESY OF SAITN LAURENT, RIGHT: JEWELRY BY CLAUDE LALANNE

COURTESY OF SAITN LAURENT, RIGHT: JEWELRY BY CLAUDE LALANNE

<サンローラン>
1962年デザイナー、イヴ・サンローランがオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」を設立。66年にプレタポルテをスタート。スモーキングジャケット、モンドリアンの抽象絵画をモチーフにした「モンドリアン」ルックなどを発表し、ファッションに革命をもたらした。64年、女性用のフレグランスを発売。78年からはビューティラインも展開している。2016年、クリエイティブ・ディレクターにアンソニー・ヴァカレロが就任した。

問い合わせ先
サンローラン クライアント サービス
フリーダイヤル:0120-95-2746
公式サイト

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