9月から10月にかけて各都市で開催されたウィメンズファッションウィーク。デジタル、リアル、またはその融合と、今年ならではの多様なプレゼンテーションが見られた。独自のスケジュールでコレクションを披露したメゾンもある。先の見通しが立たない時代にファッションはどうあるべきか。同時代性を反映した各メゾンのクリエイションをコレクション動画とともにチェックしよう

BY MASANOBU MATSUMOTO

DIOR(ディオール)

画像: The Dior Spring-Summer 2021 Show © DIOR www.youtube.com

The Dior Spring-Summer 2021 Show
© DIOR

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 着想源としてフォーカスしたり、またコラボレーションしたり。ディオールのアーティスティック・ ディレクター、マリア・グラツィア・キウリはコレクションを通じて女性の表現者を応援してきた。2021 春夏 コレクションでフィーチャーしたのはイタリアの前衛芸術家ルチア・マルクッチ。ショーに先立って、彼女の創作を讃えるオリジナルのショートムービー『To Cut is to Think』も公開した。

 ランウェイのステンドグラス風のセットは、ルチアが手がけたインスタレーション作品。アート雑誌に掲載されたビジュアルやワードをコラージュして作られたという。コレクションの着想源は、物を書くことで女性の人生や感情に光を当てた作家や詩人たち。自宅の仕事場で、色を重ねたファッションを楽しんでいたというヴァージニア・ウルフやシンプルな白シャツを好んだソンタグーー彼女たちの“在宅勤務ウエア”から、現代の新しい生活に寄り添うコレクションを提案した。

 メゾンのアイコンであり、ニュールックの象徴である「バー」ジャケットも、ボタンではなくウエストを紐で締める、脱着しやすい着物風に再構築されて登場。気分に合わせてレイヤードしやすいレースのシャツやワンピース、ガウンとしても羽織れるジャケット。足元はヒールではなく、フラットシューズやサンダルに。こうした機能性とエキゾチックでロマンティックなムードを融合させたウエアは、ニューノーマル時代に女性が求めるファッションへの欲望を見事に読み解いている。

画像: © DIOR

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<ディオール>
1946年、クリスチャン・ディオールが、パリに「クチュールメゾン」をオープン。翌年、オートクチュール コレクションでデビューした。そこで発表した「バー」ジャケットと「コロールライン」のスカートは“ニュールック”と呼ばれ、流行に。1957年にイヴ・サンローランがデザイナーになってからも「サファリルック」「モンドリアンルック」など、革新的なスタイルを生み出した。2016年、マリア・グラツィア・キウリがメゾンの女性初となるアーティスティック・ディレクターに就任。

問い合わせ先
クリスチャン ディオール
フリーダイヤル:0120-02-1947
公式サイト

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